I have a voice!

「英国王のスピーチ」
＊若干（？）のネタバレ含みますので、ご注意ください。



 

パイレーツオブカリビアンではバルボッサ贔屓で、あの声にしびれます。
なので英国王のスピーチの予告編を見て、「バルボッサだ！」（←役者さんの名前は知らなかった）と気づいたときから観たくて観たくて……。
もちろん英国王の話とあらば尚更。
予告編だけでもかなり好みの感じだったので、すごく楽しみにしてました。
そんなところ飛行機のチャンネルの中にあったので、観てきました！
ただエコノミー席で体が痛くなるし、楽しめるかなーと思ったので見るの悩んだのですが、そんなこと気にならないくらい素敵な映画でした。
「伝えたいことがある！」には鳥肌ものでした。
英語ではなんて言うんだろう、と思って日本語版で見た後に英語版も（時間がなかったため）見たいシーンだけ再生。
はぁ…素敵……。
英語分かればもっと興奮するんだろうなー。
残念ながら大事なとこだけしか理解できなかったです。
それも日本語のセリフに当てはめてやっとわかるレベル。残念な耳と頭です´｀しょぼん
しかし、とにかく素敵な言葉たちでした。
ジョージ六世の最後のスピーチでは、思わず興奮して拍手したかったくらい。
きっと試写会とかだったら実際に拍手してたと思います。

ライオネルとジョージ六世の吃音治療シーンも、リズム感がとても心地よかったです。
大好きなシーンはライオネルとローグ夫人の会話。
ローグ夫人の穏やかな言葉が素敵で素敵で……。
まわりにいる息子たちも含めたローグ家族の雰囲気がとても優しかったです。

それとエリザベスとマーガレットの可愛さが、もう堪りません！
エリザベスの王女としての一言一言が痺れます。
ライオネルの息子たちも美男子ばかりで、ほんと目の保養。


衣装や背景、シェイクスピアやマザーグース等、英国好きには堪らない作品だと思います。
出来ることならもう一度観たいです。